ポーカーと確率(9)ランダムハンドでAIした時に各手役が完成する確率

nishiken

2019年04月30日 19:57

テキサスホールデムで手札を見ずにオールインした時、つまりランダムハンドの時に各手役が完成する確率はどれくらいあるのかをプログラムを組んで調べてみました。ネットで探せばこんなデータはどこかに転がっていそうですけどね。
(私の組んだプログラムが間違っている可能性もあるので、もしどこかで見つけたデータがこれと異なっていた場合には教えて頂けると助かります。)



全体の試行回数は52枚から7枚を選ぶ52C7=133,784,560回。全てのパターンは等しく発生するのでこれが母数になります。複数の役が重複して完成するようなケース(ストレートとワンペアとか)では、上位の役のみをカウントしています。
一番高いのはワンペア(OP)で43.8%、次いでツーペア(TP)が23.5%。17.4%のハイカード(HC)よりツーペアの方が確率が高いのはちょっと意外な気がします。この下位3役が全体の85%ほどを占めています。
スリーカード(TK)から確率ががくんと下がって4.8%、ストレート(ST)が4.6%とあまり変わらないのも意外で、むしろストレートとフラッシュ(FL)の方があまり差がないんじゃないかという印象でした。

ちなみに手で計算する時に一番簡単なのはフォーカード(FK)で13C1*48C3ですぐ求まりますが、他は場合分けが必要になるので面倒ですね。比較的簡単なフルハウス(FH)でも、三本+ペア1つのケース、二三本のケース、はねけんのケースの3パターンがあります。

関連記事