私のTinian月間レポートの見方

久々に投稿。元々文章を書く方じゃないけど最近はすっかり書かなくなっちゃったね。
今はコロナ禍ですっかり引きこもっていて、遊びはオンラインでBGAとPPPokerとアプリコラを細々とやってる感じ。
ポーカーは結構前からNLHに飽きてて、実はもうそんなに遊びたいと思ってないんだけど、去年の後半に上田さんが立ち上げたClub_Tinian(現Club Neumann)がやる気スイッチを少し刺激してくれたので、これだけは真面目に遊んでる。

で、そのTinianの成績表を毎月20日頃にシニチロさんがまとめて発表してるんだけど、みんなちゃんと見てんのかな。
毎月何かしら新しいパラメータが追加されてごちゃごちゃしている上に、データに関する説明が特に無いので、実はみんなスルーしているんじゃないかしら。
かくいう自分も久々に見ると、このデータ何だっけ?ってなるので、忘備録も兼ねてここに分かり易い解説を書いておくことにする。

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A. レーキ

過去に支払ったレーキの総額。
レーキとはトナメに参加した時に支払う場代のことで、大体エントリーフィーの10%に相当。最近はエントリーフィーが5Pなので、うち4.5Pが賞金プールに回って上位入賞者に賞金として分配され、0.5Pは胴元に没収されている。ここでいう胴元はクラブではなくアプリの運営会社なので、毎回ちょっとずつクラブ全体のプレイマネーは減っていて、足りなくなったらアプリの運営会社から購入しないといけないのである。みんな無駄遣いするなよ。

レーキ支払いランキングTOP10
データは最新のレポートから。純粋に参加回数が多い人が上位に来ています。
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B. 獲得賞金(収支)

過去にトナメで獲得した賞金の総額から、支払ったエントリーフィーの総額を差っ引いた額。リングゲームを遊んだ人は、そっちの収支も含まれる。クラブ管理者から支給されたり没収された分は含まない。
「獲得賞金」という言葉が正確な表現でないためわかりにくいが要は総合収支です。損益計算書で言うところの当期純利益。ここがプラスの人は利益を上げていて、マイナスの人は損失を出していることになるが、レーキという名の税金を取られているので多くの人はマイナスになっている。

総合収支ランキングTOP10
携帯とタブレットで別IDを使っているため私の名前が2つに分かれててすみません。本当は167.57ですね。tomさんが1位です。
私のTinian月間レポートの見方


C. 合計(A+B)

文字通りAとBの合計で、毎月のレポートの順位はこの数値が基準になっている。
総合収支から支払った分のレーキが還付されているので、損益計算書に例えると税引前当期利益といったところか。この例えだとレーキは法人税・住民税・事業税なんだけど、支出(=エントリーフィー)に比例するのでどちらかというと消費税に近いですね。10%だし。

個人的にはBの総合収支ランキングの方が強さを物語っていると思うけど、レーキ控除後の成績だとゼロサムにならず、プレイ回数が少ない人が上位に行きやすくなってしまうので、それを補正するためにこうしたのかな?レーキを全額還付するのではなく、これもプライズプールに回っていたと仮定して再計算した収支が見てみたいね。

レーキ還付後収支ランキングTOP10
レーキが還付されたことで参加回数が多い人が上位に上がってきます。まあショバ代は本来返ってこないけど、カジノだとコンプで還元されることもあるし、多少は考慮してもいいかもね。
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D. 参加費(A*10)

過去に支払ったエントリーフィーの総額。
実際にはPPPokerにはこのデータが残っていないので、レーキを10倍した数字を近似値として採用している。
リングゲームを遊んでいない人だとこれが全ての支出に相当する。
何でこの数値をわざわざ出しているのか?それは後で説明します。

TOP10はAと同じ結果になるので割愛。


E. 収支合計(B+D)

これもわかりにくいネーミングだが、文字通りBとDの合計で、過去のトナメで獲得した賞金の総額に相当する。一言で言うと「獲得賞金総額」ですね。但しリングゲームを遊んでいる人は、その収支も加算されてます。
ポーカーの実力を測るランキングとして一般に公開されてるのはこの獲得賞金ランキングが主流という印象です。木原君とか四鹿さん、余語さんや小倉さんが上位に載るやつ。
でも「その賞金を稼ぐために幾らつぎ込んだかも考慮しないと、本当の実力がわからなくね?」って僕は思うんですよね。お金持ちの人がトーナメントに出まくれば獲得賞金ランキングの上位に行けるだろうけど、収支がマイナスだったらランキングの上位にいるのはおかしいでしょう。本当は収支総額のランキングが本来の実力を反映していると思うわけです。

獲得賞金総額ランキングTOP10
純粋に強い人と、参加回数が多い人が混在している印象です。
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F. 利益率(B/E)

BとEの比率、つまり収入を支出で割った数値です。これが1より大きい人は利益を出していて、1未満の人は損失を出していることになります。金融商品に例えると運用利回りですね。
収支の総額だけでなく、この数値も実力を測るのに役に立つと思います。参加回数が少ないと上振れたり下振れたりするので、ある程度試行回数が多くないと参考にならないけど。

利益率ランキングTOP10
単純に並べると参加回数が少なくて上振れしている人が上位に来るので、参加費250以下の人は足切りしました。tomさんやべえよ。
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